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3月, 2018の投稿を表示しています

Linux From Scratch ユーザーとしてのパスワードマネジャー批評

LFS ユーザーとしてはなるべく少ない依存性で、早期に使いたい。一方で、仕事やスマホでも共有できるようなものが欲しい。自動入力はあんまりこだわっていない。 Clipperz じつはこれはかなりすごい。現代風のブラウザならなんでも動くから強い。オープンソースだから 自分でビルドもできる。彼らを信用してそこを使うもよし、VPN でホストするもよし、ローカルサーバーで使っておいて、他にはコピーを共有するもあり。コピーした html ファイルでちゃんと iPhone で動くから。 機能面からいうと、ID, PW のほかに好きな項目を追加できるから、最近の複雑化しているログインや、合言葉を覚えさせるのも便利。 長所: どのデバイスでも使える なんでも覚えさせられる どのデバイスでも内容は完全に同じ 短所 Firefox まで必要 Keepass 系 早期に使えるものとして kpcli があるが、utf-8 に未対応だし、近年重要となる好きな項目を作るというのにも難があるから、結局 Keepassx までビルドが必要になる。Keepass は mono が必要なので Qt だけでいける Keepassx の方が簡単。 Keepassx は好きな項目はつくれないけど、割とノートに何でも書きやすいし、自動入力ができるので、複雑な入力はそこに書いてしまうのが良いのだけど、その部分は他のクライアントに読ませると消えていたりと、互換性に難がある。ただ、Keepass データベース読めるアプリは多いから、どのデバイスでも割とつかえる。 長所 どのデバイスでも基本使える 自動入力ができる(クライアント次第) そこそこ好きに情報を書き込める(クライアント次第) 短所 クライアントごとに、読み込んでくれる情報が違う クライアントごとの能力差が激しい Pass 系  https://www.passwordstore.org/ まず、PGP (PC なら GnuPG) さえ使えれば使えるので、早期から使える。コンソールだけでも使える。それはなぜか?ただのテキストファイルだからである。そしてただのテキストファイルだから、なんでも書き込めてしまう。 また、一つの情報が一つのファイルなので、普

忘れないうちに森友の件を書いておこう

http://www5.sdp.or.jp/policy/policy/data/180312.pdf 要はこれの原文を読めということ。ざっくりまとめると安く書いたい森友と応じたくない近畿財務局のバトルだよ。値引きの欲しい森友は、首相夫人と知り合いであることを必死にアピール。自民議員秘書からの財務省経由で財務局に値引き要請するも、近畿財務局が果敢にブロック。最終的には、ゴミ土地買わせようとした後ろめたさもあり値引きひ応じたけど、これ、誰か何か悪いことしたの? 議員が小学校設立に関わっちゃいけないことはないだろ。娘の小学校のイベントにも毎回民進党の市議が来てるぞ。しかも公立だぞ。別に問題ないだろ。議員が、ちょっと負けてやったらって言っちゃいかんの? しかも、設立の認可は大阪府で、近畿財務局は大阪府の組織じゃん。トップって松井さんだよ。責任取るなら彼になっちゃうけど、大阪府民はそれで良いの?

小学生におすすめの本: テラと7人の賢者: 小学1~3年生 (“ナゾとき”コンピュータのおはなし)

この本はすばらしい。以下が事の顛末です。 小学一年生の娘がマインスイーパーをやりたいというので、やらせてみたが全くできない。すでに 1 が確定しているのに、もう一つ爆弾があるとおかしくなるのかどうか、分からない。そこに爆弾がある場合、ここの 1 はどうなるのなど、ヒントを与えても分からない。分からないとしか言わないので、何が分からないのかも分からない。しまいには、いらいらして、お前は頭が悪いなどと、ののしってしまう始末。あーやっちまった。 小学一年生なんてそんなものかなと思いながらも、もう少し論理的に物事を考えることができんのかなあーと思って、何か良い本はないかなと本屋へ入ってみる。普通の教材コーナーは足し算引き算とか、漢字とか英語とかばっかり。ちがうんだよ。そういう記憶増やす系もまあある程度大事なんだけど、論理的な考え方を見につけれるようなものが欲しいんだよ。 で普通の子供向け書籍コーナーへ移動。最近はプログラミング的なことを学べる本があるようだ。ただ、どの本も適正年齢が分からない。いきなり Scratch でゲームを作っていくようなのは、ちょっとまだ早い気がする。 と目に入ったのがこれ。ちゃんと小学1~3年生向けと書いてある。ルビもちゃんと振ってあるし、そもそも漢字もそんなに多くない。なかをぱらぱらめくると、その本の中でのルールを理解しないとできないパズルのようなものがちらほらある。ま、これにしてみようかと思って買って帰って、娘に与えてみた。 すると喜んで、あっという間に全部やってしまった。ちょっと分からなくて飛ばしたパズルもあったが、一緒に読んで、ヒントをあげたら、全部やれてしまった。そしたら娘が、マインスイーパーやりたいと言ってきた。昨晩父にあれほどひどいことを言われたのに、懲りないものだ。その切り替えの早さ、ぜひ大事に育ててください。 で、やらしてみた。昨晩と同じように、ここに爆弾があると、おかしいか?ここに爆弾がないとおかしいか?とヒントをあげてみる。今度は、あ、わかった、2個になる、おかしい、だからない!だと。すばらしい。まだ、自分で確定している場所を探すのはできないけど、確定している場所を教えてあげれば、正解を導けるようになってる。すばらしい本だ。仲直りまでできた。 まとめ 対象学年が書いてある 論理的な考