Airtag は Airtag ユーザーかどうかに関係なく、そこら辺の iPhone を全部使ってしまうので、これでは Mamorio は、みんなで探す能力については、太刀打ちできそうにありません。
なので、Mamorio がどのようにして生き残れるのか、勝手に考えてみました。私は関係者でもなんでもありません。
生き残り策 1: Mamorio Spot に注力する
もはやみんなで探すはやるだけ無駄なので、やめてしまって良いです。その費用で Mamorio Spot を拡大しましょう。名古屋だと、名鉄と名鉄タクシーは抑えてますが、市営地下鉄、市バスも抑えてほしいところです。
ここは Airtag がサービス展開していない領域なので、訴求できると思います。よく考えたら、落とし物係が iPhone ユーザーであったら、事実上同じサービスですが、iPhone ユーザーがたまたまいないかもしれないし、Airtag が全く PR していないポイントなので、独自性を打ち出せそうです。
ただし、これは Apple がその気になったら、落とし物係に iPhone を渡せばよいだけなので、長続きする戦略ではありません。
生き残り策2: Apple (もしくは今後展開されるであろう Google ) のネットワークを使えるようにする
Airtag のネットワークはサードパーティも使えるようにする、というのが Apple の見解だったと思います。また Google も Android に同様の機能を開発しているようです。となると、このネットワークを使えれば、Mamorio は一気に Airtag 同等のみんなで探す能力を身につけることになります。
もし Apple と Google の両方のネットワークを使えるなんてことになれば、とんでもないサービスになります。
あとは、それらのネットワークがサードパーティに本当に公開されるのか、されるとして、それなりの料金体系を維持できる程度の使用料になるのか、そのあたりが問題だと思います。独占禁止法などで強制的に格安で開放されることになると、すごいことになると思います。
ただ、参入障壁が下がると後発サービスが乱立するので、それはそれで生き残りが難しくなります。
生き残り策 3: Apple または Google に身売り
率直に言って、最終的にはこうなるんじゃないかと思います。判断を見誤らずに、価値があると思われているうちに身売りすることは間違いではないと思います。
以上で考察終わりです。
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