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磁石式 USB ケーブルを 9 ヶ月使ってみたのでメリット、デメリットをまとめる

 Aliexpress で星の数ほどある磁石式 USB ケーブルのうち、自分の目利きを信じて買った PZOZ のケーブルが、ちゃんと動作したので 9ヶ月使い続けてきた。

https://www.aliexpress.com/item/32849697882.html

長いこと使ってきたので、ここらでメリット、デメリットをまとめる。

メリット

micro-B, type-C, Lightning を気にしなくて良い。

これは非常に便利。充電器にケーブルを刺したままにして、空いているケーブルに差すだけで良いので大変便利。

挿入口に蓋をしたままにできる

挿入口が常に塞がっているので、ゴミが詰る心配がない。

挿入口の抜き差し回数が減る

挿入口の寿命は延びると思う。もちろん計測なんてしたことはない。

デメリット

ちょっとしたことで外れる

Ali だとこの手のケーブルの磁石の強さを表現するのに、ケーブルもってブラブラさせると言うのがある。たしかに、純粋な引っ張りには強いのだけど、曲げると簡単に外れる。ちょっと場所を変えたりするだけで外れる。

うまく反応しない

当たり前だけど、ちゃんと端子が接触しないと電流は流れない。だけど磁石でくっつくので、ほんのちょっと斜めになってくっつくようなことは良くある。ぐにぐにやったり、くっつけ直すと反応するのだけど、これが「ちょっとしたことで外れる」との相乗効果で面倒に感じることもある。

端子を入れ直さないといけないときがある

静電気的な問題なのかなんなのか分からないけど、どうやっても反応せず、端子を一度抜いて入れ直す必要があるときがある。機器としては、当然、端子が刺さっているなら電気が来るというのが前提なので、端子を差しっぱなしで、電力を掛けないというのは想定外のことであろう。相性ってところだろうか。

端子を差せないデバイスもある

Creative Muvo Play

https://jp.creative.com/p/speakers/creative-muvo-play

がそうだ。防水のために差し込み口にゴム栓がしてある。防水が売りの製品から防水を奪うのもなんなので、これには使用できない。

まとめ

メリットもデメリットもあり絶対的な選択肢ではない。日本では磁石式はサンワサプライだけが取り扱っているが、逆に日本では Elecom, OwlTech の日本勢と台湾の J5create が Type-C, microB, Lightning の変換アダプタをくっつけたこういう商品を売っている。

https://jp.j5create.com/collections/lighting%C2%AE/products/jmlc11-usb-a-to-microb-lighting-usb-c-3in1-%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB-black-rose-gold

面白いことに、へんな製品が山ほどある Aliexpress でこの手の製品が見られない(ケーブル自体を分岐しているものは多数あるが)。ちょっと J5create のを買ってみたので、しばらく使い勝手を試してみようと思う。


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