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英語配列キーボードのメリット、デメリット

英語配列は効率的だ、と薦める記事が多くて嫌気がさすので、両方使った経験を踏まえて書いてみる


考察1: 無変換、変換、カタカナひらがなキーがない



使ってない人にとっては誤爆の原因にしかならない。使いこなしてる人にはなくてはならない。これ自身をメリットデメリットというのはおかしくて、自分の使い方ならどっちだ、という言い方でなくてはおかしい。

で、自分の場合、それらのキーの使い方が分からないので、切り替えは全て半角全角で行っている。そんな自分からすると、そこに余計なキーがないのは、メリットになる。

考察2: 半角全角キーが無い

自宅では Linux で skk を使っているので半角全角は不要。しかし仕事では Windows で半角全角を多用するので、これが Alt+` とかになるのはちょっと不便である。

これに関しては、自分にはデメリットである。

考察3: エンターキーが横に長い



これにより、小指をちょっと延ばせばエンターキーに届く。これにより、人差し指を j に置いたままエンターキーが押せる。これは人により評価が分かれる。

自分の場合、人差し指が j から離れることが気にならない。j には突起が付いていて、簡単に戻ってこれるからだ。また、入力文字数を競う仕事をしているわけではないので、そこのロスがコンマ 5秒あっても問題ない。だいたい、文章を書いている間のほとんどの間、キーボードの上に手を置いてない。内容を考えて、まとまると、キーを打ち始めるが、それまでは、頭を抱えたり、なんやりと、別の場所にある。なので、j を離れることは、自分にはデメリットにならない。なので、横に長いエンターキーはメリットにならない。

これは中立だ。どっちでも良い。

考察4: 左右の列に、普通の文字が入り込んでいる




これ、割と誤爆する。Esc のつもりで ` 入力しちゃったり、Enter のつもりで \ 入れてしまったり。なので、両端は、非文字で統一してほしい。

これは私にはデメリット。

考察5: 記号がペアにまとまっている





これを覚えやすいとしてメリットに上げている人は多い。しかし私の残念な記憶力では、英字配列、日本語配列を問わず、アルファベットと数字、;: くらいしか覚えてない。どのみち印字を確認しないと打てない。

なので、これは中立

考察6: :; が一つのキー

vim ユーザーなので : を多用。これは如実にデメリット


考察7: /\ が離れている

正規表現をよく使うのと、仕事で使っているソフトのフォーマットが / を多用するフォーマットなので、検索に \/ とよく使う。

こんなに離れてしまっているのは、私にはデメリット

まとめ


メリットだのデメリットだのはただの感想。実際はそういう特徴があるだけ。誰かのメリットは誰かのデメリット。それだけのことで、どちらが優れている、どちらが劣っている、というものではない。








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