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シチズンのスマート時計を一月つけてみたので評価してみる

eBay で BZ1000-54E を購入後、1月経ったので評価してみる。US では Proximity の名前がついているが、国内の Proximity (一世代前のスマート時計) ではなくて、Eco Drive Bluetooth に相当している。


BZ1000-54E の外観はこちら。https://is.gd/16j2wu


スマート時計が欲しかった理由

  • 電話、SMS 等に気が付きたかった




他のスマート時計にしなかった理由

  • 時計が欲しかった


BZ1000-54E にした理由

  • 安かった (送料込みで展示品が 3万円くらいだった)
  • 国内版より簡素で格好良いと思った
    • 国内版 http://citizen.jp/bluetooth/index.html はクロノグラフを強調した作りで、別にクロノグラフ好きではない
    • 国内版はごてごてしてる
    • 国内版の周りの何か数字が書いてある環が、やりすぎに感じた




電話、SMS に気がつくようになったのか

結論から言うと、なった。もともとスマホをポケットにいつも入れてたが、90% は気がつかない。これも、振動がそれほど強くないから、振動を伴う作業 (アスファルトでベビーカーを押すとか) してるときがつかないことがあるが、それでも振動の 90% は気がつく。


ということは、これまで失敗率 90% だったものが、0.1 (時計の失敗率) * 0.9 (スマホの失敗率) * 100 = 9% になった。つまり失敗率が 1/10 に下がった。すごい投資効果だ。


さらに、気がつかなかったときでも、ふと時計を見たときに、秒針が CALL やら INFO に止まっていて、通知があったことを教えてくれる。スマホは用事があるまでポケットから出さないので、通知に気がつくのが数時間後ということもままあるが、時計は割りと見るので、そこまで遅れることもなくなった。


これが主目的だったので、完全に成功した買い物である。


他にも良かったところは


曜日見れます

写真で見てて曜日はないんだなと思ってたけど、下ボタンを何回か押すことで、右上のクロノブラフで確認できる。


でも、もちろん完璧な製品というわけではない。


重い

160g ある。腕にスマホをくくりつけているようなものである。慣れはするけど、最初の違和感は半端なかった。なお、国内版はスーパーチタニウムという文字が見えるので、どこまでチタンを使ってるか知らないけど、これよりは軽いでしょう。


Bluetooth 切れる

数時間切れないこともあれば、3 分おきにブチブチと切れることがある。ほとんどの場合に、自動回復しないので、自分で上ボタン押して回復しないといけない。


一週間の充電量が増えると、初期 6 時間の接続時間にプラスできると言う機能があるが、完全に無意味。 6 時間あればどこかで切れるから。


夜通知が見えない

時針、分針には蛍光塗料が塗ってあるが、秒針には塗ってないので、夜に振動に気がつかなかったら、明るいところにでるまで気がつかないままである。秒針にも塗っても良かったんじゃないだろうか。


時計の説明書をスマホで読めるか

新品を箱買いできた人には紙の説明書がついてくるのかもしれないが、私の場合、アプリから説明書を読むことになった。でその説明書が普通に紙の説明書を PDF にしただけのもの。いやスマホで読めないよ。


結論

大満足。いくつかの欠点はあるものの、それらの合計点は 100点満点中 -1 点にも満たない。
スマホの通知の気付き率を高めたくて、かつ、時計のフリをしている何かではなくて、時計が欲しい人に確実にヒットする商品だ。


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