DAP: Digital Audio Player、分かりやすい例が Sony Walkman Bluetooth スピーカーで音が出るまでの仕組み 1、音楽データファイル mp3 とかは、圧縮されているので、プレーヤー側(スマホや DAP)で解凍する。この段階で、プレーヤーによる差はない。(もし、ここで差があるなら AAC だのなんだのというコーデック規格が崩壊するだろう) 2、プレーヤーが音に味付けをする。ここで、プレーヤーによる差が出てくる。 3、そして、プレーヤーが Bluetooth 向けに再圧縮を掛けて、スピーカーに飛ばす。これ自身には、すくなくとも音楽再生機器としての差は出ない。SBC というややこしいコーデックがあり、これは bitpool 値というものの影響で、圧縮データが異なる可能性がある。しかし今から買う機器なら、どれも差がないようだ。 4、スピーカーが圧縮データの解凍をして、アナログデータに変換して、音を出す。この過程で、スピーカー側での味付けが入る場合もあり、差がでてくる。 DAP で音が良くなるのか もう結論は出ているが、同じ音楽データファイルを、同じスピーカーで鳴らした場合でも、2の影響により音は変わる。これは、音色が変わるのであり、いわゆるノイズだとかによる音質が変わるわけではない。 また、2 で何も味付けしないなら、つまり、1が終わった後 3 に行くなら、何も変わらない。 DAP が要る人、要らない人 DAP の味付けが好きな人は要る。 味付けなんてしない人は要らない。自分はこちら。味付けしないと自分好みにならないような音をそもそも買わないから。 捕捉 DAP って、アナログデータまで作らせてなんぼだと思うから、有線で聴こうよ。