さすがに 8年前に買ったポケット WiFi と家庭用メッシュシステムルータを比較するもんじゃないけど、他を知らないので。
経緯
MZK-RP150N を買ったころは、WiFi 機器は 2, 3 台しかなかったので十分だった。しかしいつの間にか家族が増え、WiFi 機器も増え、数えたら 12 台もある今、じりじりと苦しくなってきたので、デザインで XD4 を 1個購入した。
苦しくなったと言うのは、なかなか接続できない機器があったり、やたらと通信が遅い機器があったりと、通信品質がかなり悪くなったということです。まあ MZK-RP150N 設計した人も、そんなに何台も繋ぐようなことを想定してなかったでしょう。2021年まで何とか使えてたというのが凄いよね。
電波強度
I-O DATA の Wi-Fi ミレルという Android アプリで電波強度マップを作ってみました。
斜線のないところがカバーしたいエリア。約 80 平米の鉄コンマンション。星の位置がルータです。
まずはこれまでの MZK-RP150N です。
右下の赤い部屋では、まず接続することすらできなかったです。実際リピーターで対処してたけど、リピーターは距離は解決できても、親ルータの接続数の問題は解決できないんだよね。
そして XD4 です。
改善は一目瞭然です。右下でもちゃんと接続できて、動画も見れました。ただ、全部緑にしたいというロマンを求めて、もう一台欲しくはなりますね。
ルータとの速度計測
良くインターネットスピードテストを使って、速くなったとか遅くなったとか言ってる例があるんだけど、インターネットの速度って時間帯で全然違うから、あてになら無いよね。もちろん、今回のケースはあまりに性能差があるので、とりあえず今までに見たことがある最高速度の 3倍くらいがサクッと出たけど、まあ普通に現行製品での比較とかなら全く意味がない。と言うことで探したら
というルータと端末の間の速度を測る Android アプリがありました。多分検索しても、そのものにヒットしないのでリンクを貼りました。
で顔アイコンの部屋からの計測で
MZK-RP150N が 84Mbps
XD4 が 287Mbps
でした。使った端末は IEEE802.11n 接続で、XD4 のスペックによると 11n なら最大 300Mbps ということで、きっちり性能が出ましたね。一方 MZK-RP150N はスペックによると最大 150Mbps とのことだけど、半分強といったところでした。
まとめ
- さすがに 8年前のポケット WiFi とは比較にならない
- 80平米鉄コンマンションなら 1台で実用上十分
- スペック通りの速度は出ないと聞いていたので、驚いた
- 8年壊れなかった MZK-RP150N の耐久性は褒めたい
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