法律家でも音楽家でも音楽教室運営者でもないど素人が感性だけで論じてみる。 JASRAC はただの中間代行業者だ。間に何かが挟まるとたいていの場合、話がややこしくなるので、とっぱらって見ると、単純に、音楽家が、 「自分の曲使ってピアノ教室運営するなら金払え」 と言っているだけである。なんと単純明快な主張だろうか。この主張に対してヤマハは 「払わない」 と言っているのである。なんとふざけた回答だろうか。回答に理がないので、いろいろ言い訳をしなくてはいけないのである。 一つ目が、「非営利だから」。いや、それで飯食ってんじゃん。それに音楽家が金払えと言ってることの答えになってない。いやなら、フリー曲使えばよい。私も「非営利だから」とか言って、アンパンマンミュージアムに無料で入りたいよ。 二つ目が、「音楽の普及に努めているから」。いやだから、金払う払わないと無関係じゃん。ていうか、フリー曲使えばよいじゃん。私も Linux の普及に努めてるので PC 無料で欲しいし、株式投資の普及に努めてるので、手数料只にして欲しいよ。 三つ目が、「楽譜代に含まれてるから」。楽譜を読む権利だけで、それで商売する権利まで含まれてない気がするんだけど。楽譜買ったら、演奏し放題ってか。アンパンマンの本買ったら、アンパンマンミュージアムに出入りする権利ついてこないかな。ていうか、面倒くさいからフリー曲使えばよいじゃん。 四つ目が、「公衆に対する演奏ではない」。やっとまともな言い訳が出てきてて、どうもこれが裁判の争点になるみたいだけど、過去の判例からすると、ヤマハが不利みたいね。ただ、この法律っていつできたんだろう。私の感性で言えば、利益が発生したなら金払えと思うんだけど。アンパンマンミュージアムのお姉さんたちの踊りも公衆に対する演舞ではなくて、大勢の子供を一度にあやしてくれてるだけだから、無料で見てよいですか?ていうか面倒くさいからフリー曲使えばよいじゃん。 ヤマハが何を主張しようが、「フリー曲でよくね?」で解決してしまうのです。でもやらない。ということは、そこから何らかの利益を得ていると考えられてしまうわけです。そうすると、金払えよってのが、まっとうに感じるわけです。 さて、どっちが勝つんだろうね。 補足 私も以前そうだったように JAS...